18日から始まる3月議会に向け、昨日は、議会運営委員会が開かれ、3月議会に提案される条例や7年度当初予算などについて、市長から説明を受けました。
西村市長任期の最終年度となる7年度の当初予算については、今日の京都新聞で報じられていましたので、読まれた方も多いことと思います。予算のポイントが良くわかる記事です。ネットで引用掲載できませんが、記事を是非、ご覧ください。
予算総額は、一般会計・特別会計合わせて423億3500万円。このうち一般会計は272億1300万円で、前年度より34億3300円、14.4%の増。合併以降、最大規模の予算案となっています。
大幅に増えているのは施設の整備にかかる予算で、修繕が相次ぐ園部・八木の学校給食調理場を統合して園部町船岡に建設する学校給食調理場の整備22億1200万円や、老朽化で度重なる多額の修繕費がかかることで、施設のあり方や維持管理などについて議会からたびたび批判や指摘を受けている八木バイオエコロジーセンターでの新プラントの建設1億6600万円、船井衛生管理組合の新火葬場の建設に係る南丹市の負担金2億8500万円などです。
このように、大幅に増えた事業費などを含めた歳出全体を賄うため市では、家庭の貯金にあたる財政調整基金17億366万円(6年度末現在高見込み)の半分以上9億8700万円を取り崩すほか、借入金にあたる市債を43億5910万円見込んでいます。これにより、財政調整基金の7年度末残高見込みは7億2100万円、同じく起債残高は216億8000万円となります。
市では、「基金に頼らない財政運営を目指す」として、5年10月に「財政健全化プラン」を策定。さらに昨年10月には「緊急対策」として、福祉関連予算や各種補助金等の削減に続き、公共施設の廃止や譲渡、補助金等の削減や廃止、事務事業の見直しなどを6・7年度で集中して取り組むとしており、この7年度当初予算は、これらプランを反映した予算案。
福祉医療費支給事業給付費の見直し(支給対象の非課税世帯に限定)、敬老事業運営補助金の支給対象の引き上げ(70歳以上を75歳以上に)、外出支援サービス利用者負担金の引き上げなど、施策全般にわたっての歳出の削減を折り込んでいます。
その一方で、京都新聞記事にもあるように、見直しで削減される額を上回る施設整備の予算となっています。合併で膨れ上がった予算規模を
”身の丈”にあった規模に見直し、「財政調整基金に頼らない財政運営」を目指すとしていることとの整合性が、強く問われる予算と言えます。
3月議会での予算審査・審議にしっかりと向き合っていきたいと思います。
写真は、南丹市議会FBから引用
昨日、2月2日は、八幡市文化ホールで開かれた「第12回きょうと地域福祉活動実践交流会」に、南丹市社会福祉協議会企画小委員会の委員として参加してきました。
この催しは、府内で地域福祉活動に取り組んでいる社会福祉協議会の関係者等が、福祉課題や日頃の地域福祉活動をテーマに交流し、地域の福祉活動を推進することを目的に、京都府市町村社会福祉協議会連合会などの主催で開かれているもので、今大会は、コロナ禍での長らくの中止から5年ぶりの開催となりました。
大会では、「障害がいの有無にかかわらず、誰もが暮らしやすい社会を目指す」ために、さまざまな事業に取り組んでいる団体「はぁとるぅむ」(宇治田原町)の取り組みの実践報告などがありました。また、北垣智基氏(天理大学准教授)による「多様なつながりから地域の”つづき”を考える」と題して講演がありました。
実践発表や講演を通じて、人と人とのつながりを大切にした地域福祉の重要性について、思いを新たにしたところです。
12月議会の活動をまとめた私の議員活動紙「パートナーシップ」60号が完成。明日、26日の朝刊に折り込みます。議員初当選以降、毎議会発行してきましたが、60号を迎えることができました。
ここまで続けてこられたのは、皆さんからご支援いただいたお陰です。本当にありがとうございます。「毎回、読んでいますよ」などのお声をお聞きする度に、感謝の気持ちと、「続けてきて良かった」と思う次第です。ブログに掲載しますので、ご覧ください。
ダウンロード - e6b4bbe58b95e8aa8cvol60.pdf
昨日の朝は、今年初めての園部第二小学校での読み語りでした。担当は4年1組。「バスが来ましたよ」という絵本を読みました。
難病で目が見えなくなってしまった男性が、バス通勤で、地元の小学生に10年以上も助けてもらい、ついに定年まで通い続けることができたという、和歌山市内での実話に基づく作品。最初に手助けした小学生が中学生になり、男性と毎朝会うことがなくなったら、誰に言われることもなく、別の小学生が手助けを引き継ぎ、さらに、その行いは、次々に子供たちにリレーされ、男性が定年になるまで続いたのこと。
引継がれた「バスが来ましたよ」の声のように、暖かで、人への思いやりの気持ちが一層、広がっていくような地域や社会になれば、と思いながらこの本を読みました。
今日は、今年初めての健歩会の月例ウオーキング。奈良県橿原市を訪ね、「橿原神宮初詣と歴史の町今井町を巡る」コースを会員47名で
約7キロをウオーキングしてきました。
毎年1月は、初詣を目的に京都市内の神社仏閣を中心にウオーキングしていましたが、今年は、遠出しようと、めったいに行かない橿原神宮への初詣としました。
近鉄電車で京都駅から橿原神宮前神前まで、電車の長旅を楽しんだのち、日本の歴史と文化の発祥の地でもある橿原神宮へ。第一代天皇・神武天皇を御祭神として、畝傍山麓に鎮座する同神社を参拝したあと、近くの神武天皇陵へも足を運び参拝しました。
その後、コース途中のお店で昼食をとり、午後からは、現在も江戸時代そのままの情緒と風情を残す町、今井町の町並みをウオーキング。歴史的風致を形成している伝統的な建造物群の中でも特に価値の高いものとして、平成5年に「重要伝統的建造物群保存地区」の選定を受けています。
東西約600メートル、南北約310メートル、面積にして17.4ヘクタールの町内(地区内)には、全建物戸数約760戸のうち、約500件の伝統的建造物が存在しており、地区内の数としては日本一を誇るとされています。国の重要文化財が9件、県指定文化財が3件、市指定文化財が5件と、町内には多数の文化財が存在しています。
町並みをウオーキングのあとは、現地で解散として、近鉄八木西口駅から乗車して帰路に着きました。快晴に近い、そして暖かな冬晴れの中、橿原市の歴史と文化に触れらた素晴らしい一日をなりました。
次回は、令和7年2月16日(日)、京都市内を訪ね、職住一体である江戸時代からの町屋と明治・大正・昭和の時代に建築されたモダン
建築が多数残る三条通を歩きます。
今年初めての3連休の中、今日12日は、市消防団の出初式や、「二十歳のつどい」が、市園部文化会館「アスエルそのべ」で行われました。
午前中に行われた出初式には、市消防団員300名はじめ、園部消防署職員や自主防災組織の関係者の皆さんほか、多くの方々が出席し、厳粛に執り行われました。式では、消防団活動に尽力されている団員の方々に対して、表彰状の授与などがありました。
式典終了後、会場を市役所前の「お城通り」に移し、車両パレードが行われました。市長や来賓、大勢の消防団員らが見守る中、ポンプ車や積載車が車列を組んで通行し、一年の防火・防災を願いました。
また、市消防団出初め式のあと、大堰川河畔で行われた八木支団の出初式にお伺いし、一斉放水を見学させていただきました。
消防団員の皆さんには、安全・安心な地域、まちづくりのために常日頃、活動いただいておりますこと、感謝申し上げます。また、今年一年、よろしくお願いいたします。
午後からは「二十歳のつどい」が厳かに開催されました。今年の成人式は、平成16年4月2日から17年4月1日までに生まれた方が対象で、南丹市では318名。式には多くの新成人が出席し、旧交を温め合っていました。また、南丹市の工場などで働く海外からの若者の皆さんも式に参加しました。
式では、二人の新成人が、「高校に入学した頃に新型コロナウイルスの蔓延で、対面授業は制限され、学校の行事も中止。期待していた学校生活ではなかったが、コロナ禍前に戻った現在、あたりまえの日常の有難さを実感している」とし、力強く二十歳の誓いの言葉を述べました。
新成人の皆さん、おめでとうございます。数えで来年古希を迎える私としては、若いときに、漫然と過ごした日々を後悔することがよくあります。新成人の皆さんは、悔いのない日々を送られることを願うものです。
学校の3学期が始まりました。朝の見守りも今日からスタートです。
3学期は一番短い学期ですが、子どもたちが安全に登校できるよう、見守り頑張ります。通行されるドライバーの皆さん、ご協力、よろしくお願いいたします。
昨日6日は、仕事始め。議会も午後から議員、市長、部職員らとの互礼会を行い、7年に向けてお互い気持ちを新たにしました。その後、国際交流会館で開かれた船井青年会議所主催の新春賀詞交歓会に出席。京丹波町の議員、町長、幹部職員の皆さんと新年のあいさつをさせていただきました。
7年が本格始動します。
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