2012年5月20日 (日)

健保会例会で新緑まぶしい箕面公園へ

今日は健保会の月例ウォーキングで、箕面へ行ってきました。天気予報では、午後から雨とのことでしたが、日中、薄曇りのウォーキングにとっては、いいコンディションでした。

今日の参加者は55名。バスで阪急箕面駅まで行き、そこから、まずは、「みのお大滝」に向かって、箕面川の渓流沿いの道をウォーキング。秋にはもみじの紅葉で有名ですが、新緑のもみじを素晴らしいものでした。

大滝からは、自然歩道となっている山道を越えて、ご詠歌で有名な「勝尾寺」まで歩きました。これが大変ハードで、脱落者は一人もありませんでしたが、息を切らしている人が多い状況でした。

私は、勝尾寺に参るのは初めてで、境内の広さと壮麗な伽藍に驚きでした。この寺は、勝ち運祈願のとして有名とのことで、大小さまざまなダルマが売られ、「ダルマくじ」というおみくじも盛況でした。

拝観料は当然と思っていたので驚きませんでしたが、境内に入るには売店を抜けていくことになっており、”商魂頼もしい”と、ある意味関心した次第です。

全行程10キロはあったと思いますが、いい汗をかくことができました。

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2012年5月19日 (土)

待望の天神川放水路完成

今日の京都新聞にも出ていましたが、18日に行われた園部の天神川放水路竣工式に出席しました。

天神川放水路は、美園町から小山東町までの約788メートルの放水路で、そのうち約631メートルが、天神山の下を通るトンネルとなっています。

園部川の支流で、園部の市街地を流れる天神川は、過去、幾度と氾濫し、市街地が浸水の被害を受けてきました。そのため、旧園部町では、洪水対策を国・府に強く要望してきたことで、府が平成10年度から約27億円を投じて、事業を実施してきたものです。

放水路の完成によって、30年に一度程度の大洪水であっても、市街地が浸水することのないように、美園町からトンネルを通って、直接に園部川に流すことができるようになっており、市街地の災害防止に大いに役に立つものと期待できます。

また、この放水路の整備と併せ、小山東から吉富にかけての園部川の拡幅、護岸整備も進められ、増水するといつも水につかっていた園部自動車学校前のコンクリートの”水没橋”も撤去されたことで、周辺地域の水害対策は、一層充実されたと言えます。

洪水対策として多くは河川の拡幅などが実施されますが、今回はバイパスをつくって流すというもので、それも山の下にトンネルを掘って放水路をつくるということで、京都府としても初めての経験とのことでした。

そのせいか、洪水対策が充実された一方で、小山東町の放水路トンネルの出口付近では、工事の影響とみられる水枯れや田畑の陥没なども起きており、府が対応しているものの、今だ、抜本的な解消にはなっていないようです。今後もしっかりと対応してもらいたいものです。

2012年5月17日 (木)

パソコンを変えました

先日から事務所で使っているXPのデスクトップパソコンが、何度も何度もリブート(再起動)を繰り返すので、「また、再インストール!」と、いなや気分になっていたのですが、その後、突然にブルー画面が出たので、原因がはっきりしました。

ブルー画面が出るのは、メモリーの故障が多いので、さっそく、予備としてあったメモリーに取り換えると、完全に直りました。

しかし、瑞穂の事務所で使っているIBMのデスクトップは、もう7、8年も使っており、立ち上がりが処理が非常に遅いので、この際、変えようと思い、家で使っているDELLのノートパソコンを回し、その代わりに、今回初めてHP(ヒューレットパッカード)のノートパソコンを購入しました。

以前、建設業でCADをされている方から、HPのパソコンは、処理が早いと聞かされていましたので、使ってみることにしました。まだ、使い始めたばかりですが、さすが、立ち上げ、終了は早く、ストレスも感じなくなりました。

DELLはVistだったので、起動に時間がかかっていましたが、今回はWindows7。Vistがあまりにも不評で、すぐに7が出されたわけですが、これにあわせて、ワードやエクセルも2010というバージョンになっており、またまた、使いづらくなっています。

Vistaで2003から2007になって、見かけや操作の仕方が、ほとんど変更されしばらく戸惑っていたのを覚えていますが、これがまた変更となり、また、しばらく試行錯誤しながら、覚えていかなければなりません。

売らんがため、でしょうが、こればかりは、変更についていかなければならず、本当に困ったものです。

携帯電話がスマートフォンにとって代わる日が近い状況の中、最近、シニア向けのスマートフォンが発売され、また、使い方の講座も満員の状況との昨日のテレビニュースで伝えていました。IT、電子機器の進歩は、日進月歩より早いスピードのようです。

あれこれ覚えるのに大変です。ちなみに私は、普通のスマフォです。

2012年5月 6日 (日)

久しぶりに映画を観てきました

長い連休も今日で終わり。明日から、また、忙しい日々が戻ってきます。

久しぶりに映画を観てきました。妻と行けば、シニア値段で観られるので、度々出かけるのですが、なかなか観たい映画がなかったのですが、今日は、海外の映画祭で受賞し、話題の「わが母の記」を観てきました。

この映画は、作家井上靖が自身の人生、家族との営みを綴った小説がもとになっている作品で、家族について思いを新たにすることができました。

上映前に数々の公開予定作品が紹介されますが、それを観ていて思ったのは、「家族」を扱った作品が、邦・洋画問わず多いなあ、ということです。社会派の作品より、身近な人間関係を取り扱った作品の方が好まれるような時代背景があるのでしょうか。今回の作品は、満足でしたが、骨のある社会派作品も観たいものです。

3月議会の活動報告誌が刷りあがってきました。地元の小山西町・小山東町の各戸への手配りは終わり、今週中頃には、新聞折込の予定ですが、ブログにアップしますので、
一足先にご覧いただけます。左下の「議員活動誌」をクリックしていただくと見られます。ご意見などありましたが、お寄せください。

「気持ちを切り替えて、明日から、また、仕事」。自身に言い聞かせています。

2012年4月30日 (月)

昭和の趣きが残る胡麻郷小学校

今日で4月は終わりです。

1週間前は、亀岡で大変痛ましい事故が起こりました。その後も他県で、登校途中の児童に車が飛び込んでいく事故が後を絶ちません。

そこで、国や京都府では、児童の登下校の通学路の安全対策に本腰を入れ始めました。京都府教育委員会や市町村教育委員会も、通学路の安全点検を学校に指示しています。通学路は、PTAなどの意見も聴いて、最終的には学校長が指定することになっています。

私の地元、園部第2小学校区でも、長年、危険として指摘され、議会でも再三取り上げられている小山東町の駅前通り(府道園部駅停車場線)や、小山西町のメインとなっている市道などは危険は通学路で、車の交通量は多いのに、歩道はなく、車同士の連れ違いにも注意しなければならないほどの道幅で、側線の外を子供たちが列をつくって登校している状況です。

さっそく、学校の先生らが、通学路の再点検をされているとのことで、状況がまとまれば、聞きたいと思っています。市内のその他の学区にも危険な箇所はあると思います。議会を通じて、対応をしっかりみていきたいと思います。

「議会だより」の編集は済んだものの、自分の議会活動報告誌の作成がまだでしたので、ここ数日、取り組んでいましたが、やっと完了し、印刷に出しました。連休が明けて少ししたら、皆さんに読んでいただくことができると思います。

議会の委員会構成が新たになったことから、4月18日、20日、25日の3日間、所管事務・事業の調査がありました。20日の調査では、総務常任委員会に関係する美山と日吉の施設を見て回りましたが、特に印象に残ったのは、日吉の胡麻郷小学校です。

24年度で、胡麻郷小学校の体育館改築設計が予算化されていることから、訪ねたものです。度々、外からは見ていましたが、正直、校舎の中に入るのは、初めて。中に入って、びっくりしました。

木造で、平家の校舎が、ロの字型に配置され、「中庭」もあります。建築50年ということで、一度、瓦屋根を全面的に葺き替えたということですが、それ以外は、昭和の趣をいたるところに残しており、落ち着きと温かみを感じる校舎でした。

先生に聞くと、木造ということで、児童も落ち着いて学んでいるとのことで、また、「校舎がいいから来た」という付近の新興住宅街に越してきた人もあるとのこと。自慢の建物として旧町時代から、守り、使われてきたものと感じました。

校舎の耐震化も必要で、市では、木造のままでの耐震化を計画したいとのことです。南丹市の宝として、守っていきたいものです。

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2012年4月15日 (日)

健歩会総会で嵐山へ

入学・入園式も終わり、4月も半ば。新年度へ本格始動といったところでしょうか。それにしても、寒暖の激しい日が続きます。ようやく園部でも満開となった桜ですが、例年より1週間ほど遅い感じがします。

今日15日はNantan健歩会の総会で、嵐山に出かけてきました。7年目に入った健歩会ですが、会員も徐々に増え、24年度は74名とな りました。

午前中は、嵐山周辺をウォーキングで、42名が参加。JR嵯峨嵐山駅から渡月橋に出て右岸に渡り、「十三参り」のお寺として知られる法輪寺やお酒の神様を祀る松尾大社に詣ったあと、月読神社、一年中、鈴虫の音が聞ける「鈴虫寺」(正式には華厳寺)を通り、河川敷の自転車道路を通って、再び嵯峨嵐山駅にもどる約6キロを歩きました。

嵐山の桜は少し散り始めているところもありましたが、十分に、その美しさを楽しめる状況で、日曜日でもあったことから、渡月橋界隈や中之島周辺は、花見や観光の客ですれ違うのも難しいほどの混雑状況。覚悟していたとは言え、大変疲れました。

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法輪寺から、京都市内を望む。比叡山や東山連峰を背後に、桜が点々と彩を添える。

お昼からは、駅近くの「コミュニティ嵯峨野」で昼食の後、総会。24年度のウォーキング行事などを決定して無事終了しました。

8月を除いて、毎月、ウォーキング行事を開催。平均して毎回50名程度の参加、特に、遠くへ出かけるコースは人気です。24年度も遠出コースとして、「日本のマチュピチュ」として売り出に懸命な兵庫県朝来市にある竹田城跡を訪ねるコースもあり、非常に楽しみです。

ウォーキングは、一般参加も可能ですが、会員になると、募集において有利です。仲間と楽しみながらウォーキングしたいと思われる方、入会しませんか。

武田城の素晴らしさは、下記のURLでご覧ください。http://www.tomorrowearth.com/2008/08/takeda-castle.html

2012年4月 3日 (火)

今日から議会だよりの編集です

4月に入りました。新しい年度を迎えたこの時期、学校や職場などさまざまなところで別れや出会いが繰り広げられ、喜びや辛さを感じる人も多いことと思います。

3月議会は3月28日に閉会し、今日から、3月議会だよりの編集を行う広報特別委員会が始まりました。委員会の再構成があった今期も引き続いて広報委員会に所属しました。分かりやすい紙面づくりに励みますので、よろしくお願いします。

3月議会では、24年度当初予算や条例改正など全部で70の議案が審議され、全議案とも原案どうり可決されました。今議会で質疑が集中したのは、予算関係では、公の施設の指定管理料、防災行政無線整備費、内林町土地区画整理事業負担金などで、条例や契約関係では、保険料の大幅な値上げとなる介護保険条例、新光悦村企業立地促進条例、美山中学校の工事請負契約の変更など。

また、30施設にものぼる公の施設の指定管理者の指定についても熱心な審議が展開されました。その状況については、5月11日発行予定の議会だよりでご覧ください。

ここでは、最終日に私が行った24年度一般会計当初予算案に対する賛成討論(というよりは、課題、問題点の指摘の方が多いですが・・・)の掲載します。議会だよりにも掲載されるのですが、紙面が限られているので、要約して骨子のみの内容ですので、ここでは、全文を掲載します。





平成24年度南丹市一般会計予算について、賛成の立場で、評価する点、あわせて課題、問題点にも触れて討論します。

経常収支比率や実質公債費比率の財政指標が若干改善されたものの依然厳しい財政状況下ですが、本予算案では、園部地域だけ未整備である防災行政無線とCATVの光ケーブル化や学校校舎等の改築、耐震化、さらには、未実施中学校における学校給食の実施に向けての整備など、市民、子どもたちの安心・安全の確保や同様の市民サービスを全市的に提供することを目指すものであり、高く評価します。

特に、今日、多発する自然災害や原子力災害などに対する市民の不安が増す中で、防災行政無線は、災害時における迅速な避難情報の伝達やその後の有用な情報の提供に欠くことのできない施設として、全国の自治体の9割以上が何らかの方式の防災行政無線を導入しており、園部地域の整備により、全市的な防災体制が構築されることになり、また、CATVと併せて通信手段の二重化にもつながるもので、時宜を得た事業として、大いに期待するところです。

一方、東日本大震災や最近の異常な豪雨災害においては、無線局自体の被災や電源等の喪失で放送できなかった事例はじめ、屋外拡声器の倒壊、停電、放送が聞こえない、聞き取れないなどの事態が多く報告されていますが、その中にあっても、消防庁がまとめた東北3県の自治体アンケートからは、「多くの課題を指摘しながらも防災行政無線の果たした役割への評価」が伺われ、今後は、「運用面や設備の在り方の見直しと併せた防災行政無線の整備・拡充」を図る自治体が出てきています。

南丹市においては、現在、八木、日吉、美山の各地域で防災行政無線が運用されていますが、緊急時や平常時の運用面で未統一な点や平常時の活用が少ないことなどが、これまでの議会の審議で度々指摘されているところです。

本予算の成立を機に、園部地域の整備を早期に完了し、既存施設とのネットワークで、すべての南丹市民が災害等からより安全・安心に暮らせるようにするとともに、施設の整備や運用にあたっては、東日本大震災での検証結果を十分に反映させ、より有用な防災行政無線となるよう、既存の旧3町地域での運用実態の十分な検証と統一的な運用に向けての検討を求めます。

次に、園部地域のCATVによる情報通信環境は、八木、日吉、美山の各地域と比べ、その通信速度において劣っている状況ですが、本予算での屋内までの光ケーブル化によって、全市的に均衡ある情報通信環境が実現されることになり、旧町時代から全国的に先駆けてCATVを整備し、CATVを使った情報通信にも積極的に取り組んできた園部地域に、超高速の通信環境がやっと地域全域に実現されることは、園部地域の市民の皆さんにとっては待ち望んだ事業です。

今やインターネットを中心とした情報通信は、日常生活や経済活動などあらゆる場面で必要な要素で、その環境整備は不可欠な社会基盤と言えますが、南丹市のように、過疎と都市部が併存する地域において、すべての市民が等しくその環境を享受するためには、民間企業のみに頼ることは難しいことから、行政が施策として実施していくことは意義あることで、2015年をめどに国内のすべての世帯が超高速の通信環境で結ばれることを目指す国の「光の道」構想にもつながるものと言えます。

本予算の成立を機に、園部地域の整備を早期に完了させるとともに、市民への積極的なPRや、特に、園部地域に多い集合住宅に住む市民が利用しやすい方策や、公共施設、公共空間での公衆無線スポットの設置、双方向環境を生かした有用なサービスの展開など、事業による投資の効果をより最大限となるような施策を強力に推し進められることを求めます。

なお、日進月歩と言われる情報通信技術の中で、全市域の光ケーブル化の完成後は、将来的に情報通信基盤の整備・運用をどうしていくのか。都市部と過疎地域を抱える南丹市にとって、広域的な連携の視点も含めたさまざまな観点からの検討を始めることも必要と考えます。

最後に、本議会には、市の管理する多くの施設についての指定管理者の指定が提案されましたが、多額の指定管理料が必要な施設の指定管理料の予算計上について、課題を残したと言えます。

その一つに、外郭団体の改革と指定管理料の問題です。南丹市では、市の外郭団体等に対する市の関与の在り方や団体の自立と団体自らの改革・改善を促すために、11の外郭団体を対象に、平成21年度から3か年かけて「公益法人等改革推進計画」を取りまとめるとし、監査法人に3年間で約1千6百万円かけて調査しました。
 
その計画では、改革の方向性として、市の財政支援の見直し、より効果的な施設活用と一層のサービス向上が図られる指定管理者の指定、役員への市退職職員の就任の縮減などが示されています。

また、監査法人が21年度に実施した各団体の経営診断結果での改善点として、外郭団体等の組織目標と指定管理料の算定根拠の明確化を指摘し、団体として設立している以上、財務的な自主努力と成果を求める指定管理の在り方を求めています。

最終的な調査結果の詳細は示されていないので分かりませんが、3か年の調査を踏まえ、24年度予算では、「日吉ふるさと株式会社」「美山ふるさと株式会社」「財団法人美山自然文化村」及び、指定管理者ではありませんが「医療法人財団美山健康会」の以上4団体についての経営改善計画策定費用が予算計上されており、このうち、日吉ふるさと株式会社が管理する「スプリングスひよし」の指定管理料の24年度予算は、例年同程度の4千6百万円が計上されています。

このスプリングスひよしは、集客増をめざし、大規模な施設改修工事を実施し、先日オープンしたところで、大規模改修後の収支計画では大幅な営業利益を見込んでいるにもかかわらず、このような予算となっています。

行財政に対する厳しい現状認識のもとに行政改革の一環として、行政自らが問題意識をもって取り組まれた「公益法人等改革推進計画」ですが、それに基づく調査診断結果が、当該施設の指定管理料の予算化にあたって十分に生かされていないのが残念な点です。

二つ目には、指定管理の在り方です。24年度から新たに指定管理となった「園部駅西口広場自転車等駐車場」の指定管理においては、短期間での円滑な移行を理由に、指定管理者の公募において、実質的に新規の参入が難しい条件での公募となり、結果として、現在の受託者である南丹市福祉シルバー人材センターのみの応募であり、同センターを当該施設の指定管理者に指定しようと提案されているところです。

指定管理料の額については、今後、予算の範囲内において、指定管理者と協議されるとのことですが、従来の委託から指定管理に移行する以上は、指定管理料の協議において、指定管理者制度の基本的なねらいである「民間の能力の活用による住民サービスへのより効果的、効率的な対応と運営経費の節減」が図られることと、併せて、次回からの公募においては、雇用環境の厳しい現在、公による新たな仕事起こしの観点から、市内の幅広い民間事業者の参入につながる対応がなされることを求めるものです。

2012年3月24日 (土)

3月議会一般質問(その2)

3月23日は、議会本会議が再開され、23年度の一般会計や特別会計などの補正予算などについて採決があり、全議案、全員賛成で可決されました。

週明けの26日は、24年度の各会計当初予算について、予算特別委員会全体会で、質疑や討論、採決が行われます。

そして、28日の最終日は、条例等や当初予算について、本会議での討論、採択が行われ、3月議会の閉会となります。

その様子は、後日、掲載するとして、私の一般質問の2点目について掲載します。

1.市長が考える南丹市の姿、イメージは(具体的に)。

(山下)
24年度当初予算の提案理由の中で、市長の基本姿勢として、「これからの南丹市をしっかり描き」とあるが、市長としてどういう姿とすベきと考えるか。

(市長)
総合振興計画に掲げているまちづくりのテーマ、これが私が考える南丹市の将来像である。

(山下)
市長は常に「振興計画の着実な実行」と言われるが、私も含めて市民には「振興計画による着実なまちづくり」というのが、もうひとつイメージできないのでは。どんなまちにしたいのか、そのイメージ像を具体的な言葉で示す必要があるのではないかと思う。

例えぱ、旧園部町では学園都市、旧八木町は環境まちづくりとして「アメニティタウン」、旧美山町は「日本一の田舎づくり」と、それぞれひとつのまちづくり像が示されていた。南丹市としてどんなまち像としたいのか、分かりやすい言葉で発していく必要があるのではないか。

(市長)
振興興計画では「森・里・街がきらめくふるさと南丹市」を掲げている。長期的な計画の中で、コンセンサスを得て市民とともにまちづくりを進めていくということは、総合振興計画を立て、その具現化に向かって努力していくこそがコンセンサスをとる一番重要な要素だと考える。その意味から、総合振興計画の着実な実行を掲げているところである。

(山下)
コンセンサスをとっていくことは重要なことで、それが市長の政治手法だと思うが、コンセンサスを得るためにも何か一点突破することで、そういうまちをつくろうとしているのか、と徐々に外部から南丹市が評価されることで、市民も南丹市として一つになって頑張っていこうというふうに私は流れていくのではないかと思っている。

それは手法の問題と言われたらそうかもしれないが、例えば、誰もが安心で安心で暮らせる子育てのしやすい街は、当然今の時代どこでも求められること。それは当然としながらそのために、どんなまちを目指しているのか、ということが必要と考える。

近くの例では、箕面市の倉田市長は、「日本一の子育てのしやすいまち」にするとテーマを掲げ、いろんな施策をそのまちづくり実現のために収れんさせている。箕面市と南丹市の子育て施策を比べても、南丹市は十分肩を並ベられるような施策であるが、まちづくりの打ち出し方によって、注目度が違う。手法として、戦略として、目指すまちの姿を明確に打ち出していくことが必要というのが私が言いたいことである。

2.市民の心が一つに向かうための戦略的な取り組みが必要では。

次に、議会では市民懇談会を実施しているが、その中で感じたのは、特にハード面で旧町間に格差があるという市民の不満が強いということ。合併して7年を迎える中であるが、南丹市として一つのものに向かって心を一つにしていこうというような意識は、到底まだ先のことかなというような感じさえ持ったところである。

市長は先の選挙選で「真の南丹市をつくる」として、「南丹市民であることを誇りを持って強い絆を結んでいこう」と言われているが、到底絆も結べるような今の状況ではないというふうに思う。この辺の市民の皆さんの意識を市長は、感じておられるかどうか分からないが、どう思うか。

(市長)
18年、南丹市として新たな旅立ちをして、緩やかな合併として、南丹市が誕生した。そのことも大切にしながらも、やはり新たなる南丹市として一つになった、その中では、それぞれの特色ある町が一緒になったわけである。その中で絆を結びあって、共に歩んでいくまちづくりをしなけれぱならないと思っている。

絆は結べないという断言をされたが、私は真意を測りかねている。このことに努力することが新たなる南丹市として進んでいこうという、市民の総意をもってやっていこう、これがやはり将来に向かうての私はあるべき姿だと思う。

様々な困難があるが、その先頭に立って努力をしていく、それが私の、市長としての責務と認識して取り組んいる。合併した以上は、一つのまちとして進んでいく。それぞれ旧町50年の歴史の中で、各町の施策の進め方や様々な特色があり、各町間の格差、違いもあるかもしれないが、すぐに統一的にできるというものではない。

特色をいかしながら、また足らないものは補っていく、こういった姿勢でまちづくりを進めていく、このことが私に課せられた責務と考える。

(山下)
市民が旧町意識を取り除いて、一つの南丹市に向かってがんぱろうということになってもらわなけれぱならない、そういうためには、市民のそういう不満なり意識を取り除くような取り組みをしっかりとやっていかなけれぱならないと私は思う。

そのためにいくつか提案してみたいが、先日、新聞にも出ていたが、岐阜県恵那市が合併しても市民の意識が旧町間の枠を出ないことから、何とか心を一つにしたいということで、「心の合併プロジェクト」というのを立ち上げられて、映画づくりを通じて、市民が一つの方向に向かっていこうと取り組まれたもの。

何か市民が一つに向かっていけるもの、それは下から積み上げていく場合もあるし、一点突破して南丹市は「こんなまちでいきますよ」と、どんと打ち上げ、市民に「付いて来てください」と引っ張る。最初はいろんな不満はあるかもしれないが、外部から評価されることによって、徐々に市民の心が一つの方向に向かっていくのではないか、私はそういうような形、明確なイメージでのまちづくりを打ち出してほしいと言ったのはそういう意味からである。

3.「既成概念にとらわれない施策や事業の見直し、選択と集中」とは、どのようなことで、具体的にどこに表れているのか。

次の「既成概念にとらわれない施策や事業の見直し、選択と集中」というのがあるが、これはどういう思いなのか。

(市長)
先ほどの質問の中で、答弁の機会を与えてもらえなかったので答弁するが、各町間の格差があって、南丹市としての思いがという表現をされたが、私は今日までこの5、6年という歴史の中で、南丹市として一つにという思いは、徐々に高まりつつあるとの認識である。

そういった中で、先ほどの答弁をした。もちろんそれぞれの地域の個性があり、この辺は重視していくというまちづくりを進めているわけであるが、この点については特に認識が違っているようである。

次に「既成概念にとらわれない施策事業の見直し」については、厳しい財政状況、社会経済状況、そして国との関係においても先が見えない大変厳しい状況、そして今日まで論議されている合併特例後のまち、これを考えた場合には、これまでの前例踏襲主義ではもうやっていけないということである。

そういった中では、今日までの既成概念にとらわれない、こういった目をもって施策について、また事業についての見直し、検討を行っていく、それを具現化していくということが、行政改革にとらわれず、すべての面において重要だと考えいる。

4.市民協働のまちづくりのために、「市民と行政が課題について共通認識を深め、双方が対等な立場で相互に補完し合うこと」とするが、具体的にどのような手法で進めるのか。

(山下)
その気持ちを今後期待する。最後に、時間ないので市民協働の件で尋ねる。市民協働において、市長がよく「今後のまちづくりは行政だけではできない」と言われるとおり、今まで住民や家族、地域などが担っていたものも行政が抱えていかなけれぱならない状況となっている。

しかし、いつまででも行政がそれを抱えていくことは財政面などで困難となってきており、市民のカも借りてやっていこうというのが市民協働という考え方が出てきた理由だと思う。

そこで、行政と市民が互いに平等で、対等でそれに関わってもらうとことは大変意味あることであるが、取り組まれている「まちづくり活動交付金」を見ると、行政が担ってきたものを「市民も一緒に担ってください」というような事業がなかなか見えてこないと感じる。

その意味で、求めていこうとする市民協働を進めるため、今後どういうような手法で進めていこうと考えているのか。

(市長)
市民協働は、手法においてなかなか難いと思う。行政側も市民も観点を共有するという大変な課題がある。その中で、今回、中間支援センターの設置を考えいる。お互いにその意識の交流を持つ中で、これからの市民協働を推進していくこれが大事と考えている。

2012年3月21日 (水)

3月議会一般質問その1

一般質問も終わり、現在は、24年度当初予算の各分科会による審査が続いています。私の所属する総務分科会は、15日・16日で終わりました。

3月6日に行った私の一般質問の質疑内容がまとまりましたので、紹介します。質問は大きく2点で、一つは、園部小学校の放課後児童クラブ(園部たんぽぽ)が、新年度から場所を移転しなければならないこととされたため、そのことについての教育委員会の対応等について教育長の考えを質しました。もう一点は、24年度当初予算にあたっての市長の基本的な政治姿勢についてです。

今回は、放課後児童クラブについて、紹介します。一問一答で、かなり突っ込んだやり取りをしましたので、長文ですが、要約せずに紹介します。

1.園部たんぽぽ放課後児童クラブ開設場所移転の理由は。

(山下)
園部小学校の教室を使って開設している園部たんぼぽ放課後児童クラブが、新年度から木崎町児童老人会館に移されるとのことだが、その理由は。

(教育長)
学校は、学校教育を行う目的で整備しているもので、関係法令により原則、目的外使用は禁止されている。ただし、学校教育上支障のない限りという大前提の下、社会教育やその他公共のために利用させることができる―とされている。

放課後児童クラブはこの例外規定に基づき、日常的にほとんど使用することのない特別活動教室等を使って運営してきたが、園部小学校の児童数がここ1、2年増加してきており、来年度は460名を超える状況で、2クラス増が見込まれることから、放課後児童クラブが使用している特別教室を通常の教室として使用せざるを得なくなった。

つまり、学校教育上の支障が生ずることとなったため、「園部たんぽぽ」の開設場所の移転やむなしと判断した。

(山下)
空き教室を例外的に使ってきたが、新学期からクラスが増え教室が必要となったので、放課後児童クラブが使える教室がなくなった、ということだが、園部小では、旧園部町のときから校舎内で開設されてきた。当時の関係者に聞くと、児童の安全な下校の確保等の観点から校内で開設すべく、最初は体育館のミーティングルームで、その後入所児童が増えたことで、特別教室に移すなどの努力をされてきたことで、保護者にとっても安全面で大いに評価されてきたと思う。

このような経過の中で、今回の2クラス増というだけで本当に余裕のない状況であるのか。学校、教育委員会で、学校内で場所を見出す協議や努力がなされたのかどうか。

(教育長)
園部小学校は、現在の通常普通教室については、各学年3クラスの形で整備されている。来年度は6年生を除き、すべて3クラス編成になる見込み。加えて、特別支援学級が
これまでの2クラスから3クラスに増えるという状況もある。

また、現在高学年においては、少人数学習指導を行っており、この分の教室の確保ということも念頭においている。

(山下)
どの教室をどのように使うかの決定は、学校長の判断なのか。

(教育長)
どのような学習形態をとるのか、学級配置をどのように行うのかは、学校長が判断すべきものであるが、学習指導の最終の責任と権限を有するのは教育委員会であると承知している。

(山下)
園部小学校の建設当時の関係者に聞くと、各階に「多目的室」という広いオープンスペースがあるが、これは将来、児童数が増加したときの対応として設けられたとのことである。
このことについて承知されているか。

(教育長)
多目的スペースは、ゆとりある学校生活を送るスペースとして整備されたという第一義的な目的と同時に、将来の学級増を見越してスペースを確保されているということは承知している。

(山下)
今回クラスが増えるということで、オープンスペースの活用を議論したことはないのか。

(教育長)
オープンスペースはあくまでもスペースで、教室ではない。

(山下)
スペースを教室として区切って利用するという考えはないのか。

(教育長)
オープンスペースは、学級や学年活動、隣接学年による交流活動など、様々な形で利用している。

(山下)
オープンスペースは、各階に設けられている。その一部を使っても、現在の使用にさほど支障はないと考えるが。

(教育長)
机や椅子を配置して日常的に授業として行うようなスペースではない。多目的な交流、活動スペースという形で使用しているということである。

(山下)
放課後児童クラブを所管する社会教育課の「クラブは学校の空き教室を使わせてもらっている」というような遠慮がちな考えがあるようだが、学校関係者、学校教育課、社会教育課を含めた関係者全体で議論されるようなことはなかったのか。

(教育長)
学校教育は、学校教育法に基づいて学校を整備し利用するもの。放課後児童クラブ事業は、児童福祉法に基づく事業で、その児童福祉法に基づく事業が学校教育に優先して学校を使用するということは、法の趣旨に大きく逸脱したものになると考える。

したがって、学校教育に支障のない範囲において、この事業を推進してきているというである。

2.放課後児童健全育成事業運営委員会での議論は。

(山下)
その点については、後ほど議論させていただくが、次に、放課後児童健全育成事業運営委員会というのがあるが、この委員会は何を検討する場なのか。

(教育長)
委員会は、規約に基づき、児童クラブの円滑な運営を図るために、例えば、毎年度の開設状況、さらには指導員の体制、その役割といった運営上の諸問題、事柄について、その都度、審議いただくというもの。

(山下)
今回の開設場所の移転は、運営委員会は関知するようなことではないということなのか。

(教育長)
開設場所は、事業主体である市が責任を持って対応すべきものであると考えている。

(山下)
11月11日の運営委員会では、移転について何ら提案も情報提供もなかったが、それは、今言われた考えからであったのか。

(教育長)
開設場所については、市が責任を持って設置し、開設すべきものである。開設している場所についての課題については、運営委員会の中の議論対象となるが、「どこで開設すベき」かは市が判断すべきものと考える。

(山下)
2月16日、17日の両日、新年度から「園部たんぽぽ」に入部する児童の保護者説明会
があった。新年度に向けての入部募集の段階では、場所移転について何も言及せず、
その説明会でいきなり「新年度からは場所が変わります」と告げられて、「はい、分かりました―と簡単には納得できない」「なぜもっと早く情報を出して保護者と協議できなかったのか」などの意見が出ていた。

預ける保護者にとっては、新しい場所で、子どもたちがどう過ごせて、安全が図られるのかなど非常に心配なわけである。そういうことは放課後児童クラブの運営全体に関わることで、委員会でも議論することではないのか。

(教育長)
どこで開設するかは市が責任を持って判断すべきもの。2月16日、17日と説明会を開催し、入部決定者説明会を開催させてもらったが、具体的な児童の増加、教室の不足が判明したのは3学期に入ってからで、入部募集の11月段階で、不明なことを話すわけにはいかないということで、2月の説明会で説明させてもらったという次第である。

3.放課後児童健全育成事業についてどのような認識か。

(山下)
放課後児童クラブは児童福祉法が根拠で、学校現場では、学校教育法が優先されるベき、との考えのようであるが、文科省にも「放課後子どもプラン事業」というものがあり、
「放課後子ども教室」として南丹市では美山で実施されている。

元々この放課後の児童の居場所対策は、歴史的には、いわゆる「鍵っ子」対策として、
文部省が所管してきた事業である。その後、少子化の中で両親の雇用促進との視点で、
厚労省が事業領域を広めて行き、全国的に学童保育として普及してきた。

文科省の「放課後子どもプラン事業」は、すべての子どもたちを学校の施設で放課後に
預かって時間を過ごさせようとするものであるが、承知されているか。

(教育長)
厚労省の放課後児童健全育成事業と異なる形で、文科省が福祉部局とも連携しながら
教育委員会が行う事業との位置付けの下に、放課後子どもプランを施策として展開していると理解しているが、ただ、この事業は、京都府では土曜日を活用した事業として展開されており、南丹市でも同様の位置付けの下に事業を実施している。

(山下)
京都府はそうだが、他の都市では、放課後児童クラブと並列の形で積極的に活用されて
おり、文科省としても、子どもの安全を守るということで、先導を切って実施してきたわけで、今になって「法律はこうだ」「それはもう福祉の方」というような考え方があるとすれば、私には理解できない。

また、放課後児童健全育成事業に関する厚労省の指針では、「学校とは密接な連携が必要」と書かれている。「それは福祉の仕事」という考え方が根底にあれば、学校現場と放課後児童クラブを日々運営している指導員との連携はうまく出来るのだろうか。

(教育長)
放課後における子どもの健全育成と、学校教育法上行うべき学校の教育指導としての活動は、私は、これは峻別すべきものであると考える。放課後に家へ帰っても保護者がいない家庭の児童の健全育成に取り組むのが、児童福祉法の下で取り組んでいる放課後児童クラブであり、「放課後子どもプラン」は、厚労省と文科省の幅広い連携の下に、放課後の子どもたちの幅広い連携という形で取り組まれているプランで、それぞれの位置付けと役割は異なるものと理解している。

学校教育における指導と、子どもたちがも伸び伸びと過ごす放課後の活動をうまくミックスさせながら、望ましい育ちを実現していくのは私たち大人の責任であるとの共通の理解と認識に立てるのではないかと考えている。

4.移転先の安全対策は。

(山下)
時間がないので、次の質問。園部小学校から移転先の木崎町の児童老人館までの移動はどうするのか。

(教育長)
新年度からの入部者は最大時で70名を超える状況。教育委員会としては公用車による送りを考えている。

(山下)
公用車両と言うが、具体的にはどうか。

(教育長)
現在は、ピストン運行を考えている。

(山下)
どういう車でどれぐらいということを聞いている。答えになっていない。

(教育長)
現在検討中である。

(山下)
「検討中」というのはおかしい。先の保護者説明会では、マイクロバス等で送るとの説明であった。もうすぐ4月になろうというのに、その移動方法も決まっていない状況では、保護者は非常に不安と思うが。

(教育長)
開所までにしっかりと定める。

(山下)
何か含みがありそうなので、質問を変える。
児童老人館は昭和51年の建築と聞いているが、これは旧の耐震基準での建築と思うが。

(教育長)
51年であり、旧の耐震基準に基づいて建築されたものと理解している。

(山下)
耐震補強工事など考えているのか。

(教育長)
移転先の安全対策については万全を期していきたい。

(山下)
具体的に答えを。私は耐震補強を考えているのか、と聞いている。

(教育長)
この建物は福祉関係施設。耐震強度等については、現在のところまだ調べていない状況ではないかと、理解している。

(山下)
「福祉所管の建物である」「耐震強度はまだ調べていない」「しかし4月から子どもには移ってもらう」「どうのように送るかは未定」という状況であることを指摘する。

それと、児童老人館の放課後児童クラブとしてのスペースは十分か。また、そのほかの安全対策はどうなっているのか。

(教育長)
現在、園部小学校で放課後児童クラブが使っている面積は合わせて約130㎡。児童老人館は、5部屋に分かれており、全部で140㎡。これに65㎡ほどの遊戯室があるので、これを合わせると約200㎡になる。また、階段等それぞれの箇所も安全となるよう対応してきたい。

(山下)
今の小学校では、すぐ近くに体育館や運動場があり、子どもたちは、宿題をしたあと、のびのびと身体を動かすことができるが、児童老人館には、これらの施設がないので、500mぐらい離れた園部スポーツセンターの体育館、運動場を徒歩で移動して利用するという説明会での説明であったが、移動時の安全対策はどうか。

(教育長)
指導員が付いて安全対策を徹底していく。

(山下)
児童老人会館付近は、住宅が建て込んでおり、細い道路も多く交差している。6時頃には迎えの保護者の車が一気に集中することも考えられ、会館前に駐停車する車が増えれば、交通安全上、また、地元の迷惑にもなることが考えられるが、その辺の対策はどうか。

(教育長)
別途、駐車場を確保して、そこに止めて会館まで迎えに来てもらうこととしている。

(山下)
駐車場は市の駐車場か。それとも借り上げなのか。

(教育長)
木崎町のスポーツセンター辺りを中心に考えている。

(山下)
説明会では、会館の近くに2か所駐車場を借りるという説明であった。借りると費用も発生し、事業者のバスを借り上げての送りともなればこの費用もかかる。移転に伴う当面の安全対策費用や、車、駐車場の借上げなど、年間の経常費用はどの程度か。

(教育長)
様々な角度から検討をしているが、おおよそ300万円程度は必要と考えている。

(山下)
300万円は年間の経常費用と考えてよいか。

(教育長)
それらも含めてということ。

(山下)
先日の一般質問で、教育長は、向こう4年以内に小学校の通学区域見直しをしたい、と明らかにされた。当然、放課後児童クラブも学区の編成に合わせて、見直しも必要になってくると思う。

放課後児童クラブには、市全体で年間3600万円の費用がかかっている。園部だけでも1600万円である。耐震の状況は分からない、また、年間300万円の経常費用が要る。さらには、運動をしたい、体育館へ行きたいと思っても500m先のところまで行かなけれ
ばならない。70人の児童の送りに場合によっては3回程度のピストンともなれば、30,40分は待たなければならない―など、費用や運営上で多くのいろんな課題がある一方で、通学区域の見直しのスケジュールも見えている中、あえて、そこまでして移転するのがどうなのか。4年ぐらいのことならば、今の学校の中で何とかスペースを見つけ出して、しのいでいくことの方が私にはベターな選択と思えるが、最後に教育長の考えはどうか。

(教育長)
学校は学校教育を行うために整備されており、その目的のために使用するもの。そこに支障が出ないということが大前提として目的外使用を行うものである。今回、やむなくこうした判断をした。したがって、今後、移転先においても、これまでと同様に子どもたちがゆとりを持って家庭のようにゆったりと、教育指導の場でない良さも味わいながら、健全育成の事業ができるように努めていきたい。

2012年3月 8日 (木)

委員会が始まりました

3月2日、5日、6日の三日間行われた一般質問も終わり、7日から委員会審議が始まりました。

私は、「放課後児童クラブ」と24年度当初にあたっての市長の「市政に望む基本姿勢」の2点について、6日に一般質問しました。

「放課後児童クラブ」というのは、保護者が日中、仕事などで留守になり、下校してもだれもみる人がいない家庭の原則、小学1年生から3年生までの児童を学校等の施設で預り、指導員のものに宿題や遊びなどをして過ごすもので、園部では、園部小学校と園部第2小学校に、八木、日吉、美山では各1か所、開設されているものです。

今回の質問は、園部小学校の放課後児童クラブ(愛称「たんぽぽ」)が、「園部小学校に余裕教室がこの4月からなくなる」という理由で、開設場所を木崎町の「児童老人会館」に移ることが計画されていることについて、児童クラブと学校の関係、クラブの運営面や移転先の施設、交通面の安全性などについて、多くの課題を抱えていることから、教育長の考えを質しました。

また、市長に対しては、「総合振興計画の着実な実行」ばかりで、市長が南丹市をどのようなまちにしたいのか分からない現状にあって、市民に具体的にイメージできる将来のまち(都市)像を、明確に示すべきではないか、との主旨で質問しました。質疑の詳細は、後日、掲載したいと思います。

この日の総務常任委員会は、新メンバーになって最初の委員会。先のブログで書いたとおり、私も引き続き総務常任委員会に所属することができました。

委員会では、総務常任委員会に審議が付託された平成23年度一般会計補正予算(第4号)や公共施設16件の指定管理者の指定など合わせて30議案について審議する予定でしたが、質疑が長引き、また、なされた答弁だけでは判断できない議案も出て、予定していた議案全部の審議を終えることができず、8日に再び委員会を開いて審議することとなりました。

今議会に提案された予算関係については、先に書きましたので、今回は、提案された全条例等の概要と、総務常任委員会で審議された状況を紹介します。

1.土地の取得(総務常任委員会で審議)
   南丹・京丹波地区土地開発公社が先行取得した用地を市に買い戻し、金利負担の軽減等を目指すもの。

2.字の区域の設定並びに区域及び名称の変更(総務常任委員会で審議)
   八木町氷所・日置地区でのほ場整備により、字の区域の設定御と名称の変更を行うもの。

3.景観制度策定委員会条例の制定(総務常任委員会で審議)
   合併前の美山町が「景観行政団体」であり、合併後は南丹市に承継されたことから、近い将来の景観計画や景観条例の策定に向けてその任務にあたる委員会を設置するもの。

4.過疎地域自立促進特別事業基金条例の制定(総務常任委員会で審議)
   過疎地域自立促進市町村計画に基づき実施する事業には、有利な起債(借金)ができるが、年度末の事業費の確定により、許可された起債額が減少することがあり、有利な起債のメリットが十分生かされないことから、基金に積立てることで、一般財源の軽減を目指すもの。

5.公の施設の設置及び管理に関する条例の一部改正(総務常任委員会で審議)
   事実上機能していない八木郷土資料を廃止し、隣接の八木図書館機能を充実するもの。郷土資料館保存資料は、園部の文化博物館に移すもの。

6.職員の給与に関する条例の一部改正(総務常任委員会で審議)
   19年・20年に実施した職員給与の構造改革に伴う昇給号給の抑制を回復するもの。

7.税条例の一部改正(総務常任委員会で審議)
   市町村の防災施策の財源を確保するため、臨時措置として平成26年度から35年度までの10年間、個人住民税均等割の税率に500円を上乗せするもの。

8.郷土資料館条例の一部改正(総務常任委員会で審議)
   八木郷土資料館の廃止と日吉町郷土資料館で実施しているレンタサイクルの利用者が大きく減少していることからレンタサイクルを廃止するもの。

9.子育て発達支援センター施設条例の一部改正
   障害者自立支援法、児童福祉法等の一部改正に伴う関連条例の改正

10.介護保険条例の一部改正
   3年ごとの介護保険事業の見直しにより、24年度から始まる今第5期運営期間における1号被保険者の保険料の引き上げを行うもの。

11.京都新光悦村企業立地促進条例の一部改正
   新光悦村への企業立地を推進するための施策を定めている同条例の期限を新光悦村分譲の完了の日から5年間延長するもの。
 
12.市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部改正
   関係法令の改正に伴い、市営住宅への入居資格要件を自治体の条例で定められるようになったための改正。

13.過疎地域自立促進市町村計画の変更(総務常任委員会で審議)
   上記で設ける基金に、今後積み立てられるようにするため、過疎地域自立促進市町村計画の一部を変更するもの。

14.市道路路線認定
   園部の千妻と船岡を結ぶ「新船岡千妻線」と、同じく園部の栄町地内で民間業者が整備した道路を市道として認定するもの。

15.公の施設の指定管理者の指定
   下記施設について、公募や公募外で決定した管理者に施設の管理を委託するもの。 主に旧町時代にそれぞれの事情で設けられた自治施設や地域振興塩施設、観光施設などが多くあります。今回の指定で、今後3年間は決定された管理者に運営を委託することとなりますが、合併して7年目を迎えるというのに、従来と同様の対応を続けていていいのか、指定管理者制度に本当に馴染む施設なのか、また、今後も市の施設として位置付けていくことがいいのか、など市としての基本的な考え方を明確に打ち出すことがまず重要です。

 その上で、これら個々の施設の具体的な対応をこの3年内に整理し、次回には、今回と同様な提案がなされないことを期待するものです。

    八木西地区自治振興会館
    八木南地区自治振興会館
    八木北地区自治振興会館
    八木神吉地区自治振興会館
    日吉胡麻コミュニティーセンター
    美山基幹集落センター
    美山知井会館
    八木ディサービスセンター
    障害者支援施設あじさい園
    美山町高齢者女性等生きがい発揮促進施設
    障害者支援施設ワークセンターびび
    八木バイオエコロジーセンター
    日吉森林総合利用施設
    美山地域活性化総合交流施設
    美山都市農村交流活性化施設
    道の駅京都新光悦村
    スプリングスひよし
    日吉山の家
    美山江和長期滞在施設
    美山かやぶきの里拠点施設
    美山芦生山の家
    美山知井地域拠点施設
    美山自然文化村
    八木農村環境公園
    美山大野ダム公園
    八木防災センター
    美山かやぶき美術館、美山郷土資料館
    八木フィジカルセンター
    美山長谷運動広場、美山長谷運動広場管理棟
    園部西口広場自転車等駐車場

16.美山中学校校舎改築工事請負契約の変更

  建築工事において、一部工事内容を変更する必要があるため、請負金額を約1345万円追加する変更工事請負契約の締結するもの。

 この件については、変更内容が分かりずらいことや、そのことで、増額となる根拠が設計上の問題なのか、施工管理上の問題なのか、明確にならなかったことから、再度、翌日に委員会を持ち、再度審議することとなりました。

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